映画「ゴールデンカムイ」大ヒット!実写映画が成功した理由を調査!

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2024年1月19日についに公開した「ゴールデンカムイ」の実写映画が大ヒットを収めています。

大人気マンガ「ゴールデンカムイ」がついに実写化されました。公開からわずか17日で観客動員数111万人、興行収入16.3億円を突破したそうです。

1月19日に公開されると、わずか17日間で観客動員数111万人、興行収入16.3億円を突破。おそらく今後もロングランとなり、マンガの実写映画史にその名を刻む作品となるのではないだろうか。(記念すべき作品を「映画館で観た!」と言うために、ぜひ今のうちに映画館に行ってほしい!)

文春オンライン「金カム実写化は無理じゃない?」から一転…映画『ゴールデンカムイ』を成功させた“2人の男”の正体「業界で異例のことを…」

主演に山崎賢人、ヒロインには山田杏奈、その他にも眞栄田郷敦や高畑充希、玉木宏など豪華なキャストです。

人気マンガの実写化は否定的な意見も多くありますが、なぜ「ゴールデンカムイ」はここまでの大ヒットを収めたのでしょうか。

今回はゴールデンカムイ実写映画化成功の謎に迫ります。

漫画作品の実写化は難しい?

結論から言うと、ゴールデンカムイに限らず、アニメ映画の実写化は難しいです

その理由は大きく3つあります。

  • 実写だと表現に制限が生まれる
  • キャラクターの再現度が落ちる
  • 制作費がかかる

アニメや漫画であれば許される表現が実写となると再現がしにくかったり、年齢規制がかかってしまうことがあります。

今回のゴールデンカムイも実際にR12の制限がかかっていました。

また、アニメキャラクターの年齢が若くイメージに合う俳優がいなかったりという問題もあります。

大人気の作品であっても「低年齢の子供が主人公」だと実写は難しいようです。『クレヨンしんちゃん』(原作:臼井儀人)も過去に劇場版『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』を下敷きにした実写映画『BALLAD/名もなき恋のうた』が制作されましたが、しんちゃんのポジションは別の少年に置き換えられています。

引用元:マグミクス「さすがに実写化は無理」マンガ4選 人気作だけど…

二次元であれば全てが架空のため、理想を載せやすいので、そもそも二次元で完成されているものを制約が多くなる三次元に持ってくるのは確かに難しいでしょう。

表現をしっかりするためには費用を乗せなければならないなど、制作側としても難易度が上がります。

過去には費用が足らず、原作へのリスペクトが感じられない作品も多かったため否定的なイメージが根付いてしまった事もあります。

ゴールデンカムイ実写化が難しいと言われた理由

今回のゴールデンカムイであれば、特に「チタタプ」の表現が問題視されていました。

チタタプとは、いわゆる叩き肉料理です。

ゴールデンカムイでは、アイヌ民族の食文化の描写がしっかりしており、実際に狩った獲物の肉を剥ぎ取り叩く表現があります。

ゴールデンカムイの作者である野田サトルさんはアイヌの食文化の描写にこだわりを持っているため、この部分の表現をしっかりしていないと原作らしさを感じられなくなってしまいます。

ファンの間でもチタタプは人気が高く、それ故にハードルが上がっています。

一部のゴールデンカムイ読者の間では「その表現は実写では生々しいのではないか?」「映せるのか?」といった疑問が多かった様です。

なぜゴールデンカムイ実写化は成功した?

ゴールデンカムイの実写映画化が成功した理由は、大きく3つ挙げられます。

  • 原作がそもそも人気だから
  • キャラクターの再現度が高い
  • 山崎賢人主演

原作がそもそも人気だから

ゴールデンカムイの原作は累計発行部数2500万部を超える大ヒット作品です。

1位は『ゴールデンカムイ』31巻。最終巻が堂々のトップとなった。 本作は野田サトルが「週刊ヤングジャンプ」に連載していたサバイバルバトルマンガ。2018年からTVアニメがスタートし、2022年には実写映画化が決定した。

引用元:アニメ!アニメ! 「アマゾンで売れたコミック」トップ100…「ゴールデンカムイ」がトップ! 「ワンピ」「ちいかわ」など話題作続々

実写映画は原作の人気が観客数にも大きく影響します。

原作の人気ぶりは映画にも追い風となっていることは間違い無いでしょう。

キャラクターの再現度が高い

また、今回の実写映画のキャストは再現度が高いことも評判になっています。

特に玉木宏さん演じる鶴見中尉の再現度が高くネット上でも話題になっています。

山崎賢人主演

主演の山崎賢人さんの再現性も高く、今回の大ヒットの要因の1つとなっています。

山﨑はコミックの実写化映画への主演続きで、いずれもなかなかのヒット作となっている。

  • 二階堂ふみ(28)とW主演の『オオカミ少女と黒王子』(’16年)は興行収入12.1億円
  • 交際が報じられている広瀬すず(25)とW主演の『四月は君の嘘』(’16年)は14.2億円
  • 川口春奈(28)とW主演した『一週間フレンズ。』(’17年)は7.9億円
  • 『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(’17年)は9.2億円
  • 『斉木楠雄のΨ難』(’17年)は10億円。そして『キングダム』(’19年)は57.3億円
  • 高畑充希(31)とW主演の『ヲタクに恋は難しい』(’20年)は13.4億円
  • 『キングダム2 遥かなる大地へ』(’22年)は51.6億円
引用元:YAHOO!ニュース『キングダム』大ヒット&『ゴールデンカムイ』でも主演 山﨑賢人”実写キャラ大渋滞”に囁かれる懸念

山崎賢人さん自身実写映画に多く出演しており、どれも成功を収めているため、観客の期待値も高まっています。

映画のストーリーは原作の何巻まで?

今回の実写映画は原作の3巻20話の「食い違い」までが取り上げられています。

今回の実写映画ではアニメの表現をしっかりするために尺を使ったため、原作を長く使用することはありませんでした。

その分アイヌ文化の表現や、調理シーンや戦闘シーンの表現がしっかりしているため原作へのリスペクトを感じられます。

結果として表現の部分が高く評価され、成功へと繋がりました。

まとめ

今回は「ゴールデンカムイ」実写映画化についてまとめました。

いかがでしたでしょうか?

  • アニメ映画実写化は難しい
  • 「ゴールデンカムイ」はアイヌの食文化の表現が難点
  • 「ゴールデンカムイ」は表現とキャストの再現性がしっかりしているため成功した
  • 「ゴールデンカムイ」の実写映画は漫画の3巻20話まで

賛否両論はありますが、個人的には実写映画化により原作への興味が生まれるきっかけになれば嬉しいなと感じます。

原作が広まれば、ファンとしても嬉しいかなと感じます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

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